悲しみとにかく、悲しい思いはもうしたくありませんでした。
誰かを信じることも嫌になっていましたし、恋愛なんてしたいとも思いませんでした。

それほど彼との別れは私の心に大きなものを残していったのです。
彼との交際は、別れる前日まで順調だと思っていました。
落ち着いた気持ちで向き合うことも出来ていましたし
互いをちゃんと思いやる事も出来ていました。
不安材料もありませんでしたので、別れる心配なんて全くしていませんでした。

ですが、その考えは私の中だけのものだったようです。
彼から
「俺達はもうここまでにしよう」そう言われたとき
何がどうなっているのか把握しきれませんでした。
キチンとその理由を聞きたいと思い、彼に気持ちを尋ねても謝るばかりで
詳しい理由は言ってはくれませんでした。
いや、もしかしたら理由なんて無かったのかもしれませんね。
前々から、私と離れることをボンヤリと考えていたのかもしれません。

そうして1人になった私は悲しみでいっぱいでした。
と、同時にもうこんな悲しい思いをするのは真っ平だとも思いました。
そんな気持ちを上げてくれたのはやはり周りの友人たちだったと思います。
少しずつではありましたが
悲しみも心の発達に繋がるんだ」という思いを抱けるようになったのです。
そうして前向きになれた私は、新しい恋愛も出来るようになりました。